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2022/01/17

コラム 妊娠中のケア

母犬のケアと、出産準備を始める
犬の妊娠期間は約六〇日間。受精(じゅせい)に成功すると交配(こうはい)後三~四週間で、食欲がなくなる、あまり動かなくなるといった妊娠の兆候(ちょうこう)があらわれます。動物病院で検査してもらいましょう。
妊娠が確認できれば、高カロリー、高たんぱくの妊娠犬用フードに切り替えます。いつものフードに赤身の牛肉や鶏のささみ、ゆで卵などを混ぜて与えます。
おなかが目立つようになったら獣医師の検診を受けて出産予定日を確認し、準備や出産当日の打ち合わせを。
落ち着いて出産できるように、静かな場所に産箱(さんばこ)も用意します。かわいい子犬たちの将来を考えて、妊娠がわかった時点で子犬の引き取り先を探しておくことも必要です。

●食餌に注意!
妊娠中は食餌を増やし、多くの栄養をとることが必要ですが、肥満は難産のもとになります。食餌はしっかりコントロールを。妊娠30日までが通常の10%、35~50日が20%、55日目以降30%増が目安です。

●妊娠中の運動
丈夫な子犬を産むには、妊娠中も適度な運動が必要です。散歩などは通常通りにおこないましょう。しかし、受精してから卵子が子宮に定着するまでの間、約21日間は流産の心配があります。自転車の引き運動やジャンプなどの激しい動きは避けて軽い運動にしておきましょう。スポーツや訓練などに取り組んでいる犬も、妊娠中は練習を休みましょう。

●産箱をつくろう!
産箱は成犬2頭が横になれるくらいの大きさのものを用意します。深さは10cmくらい。生まれてから10日間くらいは子犬がまだ小さく、母犬が動いた拍子に、箱と母犬の間で押しつぶされてしまう危険があります。
産箱の上に幅約7cmの枠をつくって入れると安心です。

木枠
子犬が木枠の下に入り込み、押しつぶされるのを防ぐ
タオルを敷く
母犬が十分横になれて、まだ余裕があるスペースを

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