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2022/01/16

コラム 困ったくせを直す「ほえるくせ」を直す

原因を考えて対処する
犬は身振りやなき声で感情を表現します。しかし、都会の密集地や集合住宅では、犬のなき声が隣近所に迷惑となってしまうことがあります。必要以上にほえるようなら、ほえないようしつけをしましょう。
犬がほえる原因はひとつではありません。自分の縄張(なわば)りへの侵入者に対して警戒(けいかい)や怒りをあらわす、うれしさのあまり興奮してほえる、寂しいからかまってほしくてほえるなど、大まかにわけて五つの感情に起因しています。ただ叱(しか)るだけでは、より感情をエスカレートさせてしまうことになりかねません。
まず原因を知って、それをとりのぞく、慣(な)れさせる、我慢(がまん)させるなどの正しい対是をおこなうことがたいせつです。

●ほえる原因をつきとめる
●侵入者に警戒する
訪問者や家の前の通行人は、犬にとっては自分のテリトリーへの侵入者。警戒と威嚇(いかく)でほえます。窓から通りが見えないようにカーテンをする、左ページのしつけをするなどで対処。

●うれしくて興奮する
いっしょに遊んでいるときや、散歩に行く前など、うれしさで感情が高ぶってほえます。「スワレ」の指示を出して落ち着かせましょう。

●とってもこわい
神経質な犬は知らないものを見たり、聞いたことのない音を聞くとこわがってほえることがあります。対象物をとりのぞいたり、いっしょに対象物に近寄ったりして、恐怖心を取り去ります。

●寂しくてかまってほしい
留守番をするときや、飼い主が忙しくて相手をしてやれないときなどに、寂しがってほえます。同情してかまってやると、寂しいときにはいつもほえるようになってしまいます。

●食餌や散歩のさいそく
ほえて散歩や食餌をねだります。おねだりに応えると、ほえたら自分の思い通りになると思ってさらにエスカレート。ほえている間は完全無視して、ほえやんだら食餌や散歩を。

こわがっているときには、やさしくなだめて
雷や花火の音がすると、多くの犬がなき出します。大きな音に対する恐怖が原因です。そんなときに飼い主が叱ると、より不安とこわさが増してしまいます。叱らずにそばにいて、「大丈夫だよ、こわくないよ」と語りかけながら、不安な気持ちをなだめてあげましょう。
震えているなら、抱きしめたり、なでてあげるのも効果的。

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