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2022/01/15

コラム 六ヵ月までの育て方 健康編

病気の予防対策をおこなう

ワクチンで病気を予防する
子犬が生まれて最初に飲む母乳(初乳(しょにゅう))には免疫(めんえき)が含まれ、子犬の体にウイルスに対する抵抗力を与えます。免疫は生後二ヵ月ほどで消えてしまうため、生後四〇日後で病気を防ぐワクチンを注射します。しかし、最初のワクチンのときに体内にまだ母親の免疫が残っていると効果がないので、生後八〇日ごろに二度目のワクチンを注射する必要があります。
ワクチンにはいくつかの種類があり、種類によって予防できる病気は異なります。いずれも効果は一年間なので毎年接種を。飼い主の義務として定められている毎年の狂犬病予防注射も忘れずに。
健康管理には子犬のうちから主治医を見つけておくと安心。予防接種などの機会に信頼できる獣医師を探しましょう。

●子犬のこんなサインに注意!
●下痢をする
食べ過ぎでも子犬は下痢(げり)をすることがあります。食餌(しょくじ)を抜き、しばらく様子を見て、ほかに症状がないようなら大丈夫。しかし、下痢が続いたり、ほかに発熱やおう吐などの症状があれば、すぐに動物病院に連れて行きましょう。

●せきをする
せき込んだり、いつまでたってもせきが止まらないときは、呼吸器系の病気が考えられます。動物病院に連れて行きましょう。

●ぐったりする
熱が出たり、ぐったりとうずくまったりするのは、体が不調なサイン、ほかにも症状があるかを確認して、動物病院へ。

●吐く
食べ過ぎで吐く場合もありますが、そんなときは、吐いたあともふつうと同じように運動したり、遊んだり、食餌をしたりします。ほかに元気がない、下痢をする、熱があるなどの症状があれば、動物期院に連れて行きましょう。その際、吐いたものを持っていくと診断もしやすくなります。

●生後3カ月までに2回、予防接種を受けます。
0
誕生
1ヵ月
40日前後
第1回ワクチン
2ヵ月
80日前後
第2回ワクチン
3ヵ月
1年
1年以降
毎年1回のワクチン

●混合ワクチン
5種
ジステンバー
伝染性(でんせんせい)喉頭(こうとう)気管炎(きかんえん)
伝染性肝炎(かんえん)
パラインフルエンザ
パルボウイルス感染症

7種
ジステンバー
伝染性喉頭気管炎
感染性肝炎
パラインフルエンザ
パルボウイルス感染症
レプトスピラ症(カニコーラ型)
レプトスピラ症(ヘモラジー型)

8種
ジステンパー
伝染性喉頭気管炎
伝染性肝炎
パラインフルエンザ
パルボウイルス感染症
レプトスピラ症(カニコーラ型)
レプトスピラ症(ヘモラジー型)
コロナウイルス感染症

9種
ジステンバー
伝染性隊頭気管炎
伝染性肝炎
パラインフルエンザ
パルボウイルス感染症
レプトスピラ症(カニコーラ型)
レプトスピラ症(ヘモラジー型)
コロナウイルス感染症
レプトスピラ症(ヘプドマティス型)

フレ・ブルコラム
畜犬登録は必ずしよう
飼い犬には畜犬登録をすることが法律で定められています。生後90日を過ぎたら30日以内に市区町村の役所、または保健所に登録をしなくてはいけません。
登録を済ませると鑑札(かんさつ)とステッカー、ハガキによる狂犬病の予防注射の案内などがもらえます。狂犬病の予防接種は法律で義務づけられています。毎年必ず接種を受けましょう。

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