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NEWS

2022/01/19

コラム パルボウイルス感染症

どんな病気
子犬にかかりやすい感染症(かんせんしょう)です。イヌパルボウイルスに感染することでおこります。
感染している犬の糞便(ふんべん)やおう吐物(とぶつ)、食器などに接触することで、鼻や口からウイルスが入り込み感染します。

症状
感染した場所が心筋(しんきん)だと、突然症状があらわれます。悲鳴をあげたり、吐(は)き気(け)、不整脈(ふせいみゃく)がおこり、呼吸困難になり死亡することがあります。
感染した場所が腸だと、おう吐、下痢(げり)が続き、脱水(だっすい)症状(しょうじょう)をおこします。

治療
ウイルスに有効な薬はありません。体力の回復をはかる治療をします。
ワクチン接種で予防ができるので、子犬のときから必ずワクチン接種を受けておきましょう。

コロナウイルス性腸炎
どんな病気
イヌコロナウイルスに感染しておきる腸炎。感染力が強く、抵抗力のない犬は命を落とす危険性があります。
コロナウイルスは感染した犬の糞便やおう吐物、食器などにあり、これらに接触することで口や鼻から感染します。
感染するとウイルスは小腸で増殖するので、消化器に異常があらわれます。

症状
食欲不振になり、下痢やおう吐を繰りかえし、脱水症状で衰弱します。血便が出ることもあります。

治療
ウイルスに対しての治療薬はありません。症状を和らげる治療がおこなわれます。脱水症状を和らげるため輸(ゆ)液(えき)をしたり、二次感染予防のため抗生物質を使用したり、下痢やおう吐をおさえる薬を用います。

レプトスピラ症
どんな病気
感染しているネズミの尿にふくまれる、レプトスピラ菌に感染することでおこります。牛や豚の尿が感染源になることもあります。
感染した犬の尿をなめたり、尿で汚染された水を飲むことで感染します。

症状
出血型と黄疸(おうだん)型があります。出血型では、腎炎(じんえん)や胃腸炎、口内炎(こうないえん)などの症状が見られます。
進行すると尿毒症(にょうどくしょう)になり、回復しても慢性(まんせい)腎炎になることがあります。

治療
症状にあわせた治療をおこないます。レプトスピラ症はワクチン接種で予防ができるので、必ず予防注射をおこないましょう。
また感染源であるほかの犬の尿に近づけないようにします。

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