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2021/10/26

コラム 軟口蓋過長症(なんこうがいかちょうしょう)

どんな病気
のどの手前にある軟口蓋が長すぎて、空気の通り道をふさぎ呼吸が苦しくなります。
短頭(たんとう)種(しゅ)の犬によく見られます。

症状
呼吸が苦しくなるので、ぜーぜーとあらい息をします。運動をしたあとでもないのに、あらい息をするときは注意しましょう。まれに、完全にふさがり、呼吸ができなくなることがあります。

治療
症状(しょうじょう)が軽いときは、激しい運動をさせない、食餌を一度に食べさせない、興奮させないなどの生活上での注意がたいせつです。症状が重いときは、切除します。切除しても正常な状態にはなりませんが、楽に呼吸ができるようになります。
軟口蓋が長すぎるのは、生まれつきの問題です。子犬の頃から、せきをしていないか、よく注意しておきましょう。

子宮(しきゅう)蓄膿症(ちくのうしょう)
どんな病気
子宮に膿(うみ)がたまる病気です。妊娠、出産の経験のない犬にかかりやすいものです。大腸(だいちょう)菌(きん)、連鎖(れんさ)球菌(きゅうきん)、ブドウ球菌(きゅうきん)などの細菌に感染(かんせん)することでおこります。
高齢犬になると、おこりやすい病気でもあります。ホルモンのバランスがくずれることで、免疫力(めんえきりょく)がうまく作用せず、細菌が増殖しやすくなります。

症状
水をよく飲む、尿の量が増える、外(がい)陰部(いんぶ)が腫(は)れる、おなかがふくれる、おなかをさわられるのを嫌がるといった症状が見られます。

治療
抗生物質(こうせいぶっしつ)、抗菌(こうきん)薬(やく)などの薬物治療をおこないますが、再発の危険性が高い病気です。
完全に治療するためには、子宮の摘出手術をおこないます。

前立腺(ぜんりつせん)肥大(ひだい)
どんな病気
オスの高齢犬によく見られる病気です。老化によって精巣(せいそう)の働きが低下し、ホルモンの分泌が減少し、前立腺が肥大します。

症状
前立腺が肥大すると、腸や膀胱(ぼうこう)、尿道(にょうどう)を圧迫します。その結果、便秘、オシッコが出にくかったり、もらしたりといった症状が出ます。

治録
食餌療法や内服薬で治療します。肥大が大きい場合は、前立腺を摘出します。
高齢犬になると、発症していなくても、前立腺に肥大が見られます。若いうちに去勢(きょせい)手術(しゅじゅつ)を受けておくと、肥大することはありません。
交配(こうはい)をさせる予定がなければ、去勢手術をしておくという予防法もあります。獣医師とよく相談しておきましょう。

腫瘍(しゅよう)
どんな病気
細胞の異常増殖によって、腫瘍ができます。腫瘍には悪性腫瘍と良性腫瘍があります。悪性の場合、転移(てんい)したりして命に関わることになります。
腫瘍をひきおこす原因は遺伝、老化、ホルモン異常、化学物質、ウイルスなどさまざまです。

症状
腫瘍ができた場所によって、その臓器が関係するところに症状があらわれ、症状はそれぞれ違います。
皮膚がもりあがり、しこりができるのが代表的な症状です。

治策
腫瘍をとりのぞく手術をおこないます。放射線療法や抗がん剤などでも治療をおこないます。
腫瘍は転移します。早期発見、早期治療がたいせつです。

糖尿病(とうにょうびょう)
どんな病気
インスリンというホルモンの働きが悪くなり、血液中のブドウ糖(とう)が多くなります。原因は、肥満、遺伝、ストレス、ウイルス感染などが考えられます。

症状
尿の量が増える、水をよく飲む、食欲があるのにやせるなどの症状が見られます。
これらの初期症状のうちに、処置しておきましょう。放っておくと、進行し、食欲不振、衰弱して元気がなくなる、末期になると、呼吸困難になり、昏睡(こんすい)状態になり、死に至ってしまうこともある、危険な病気です。

治療
食餌(しょくじ)療法や運動で血糖値(けっとうち)をコントロールします。注射でインスリンを補う治療法もあり
ます。

日射病(にっしゃびょう)・熱射病(ねっしゃびょう)
どんな病気
気温が高く換気(かんき)の悪い場所にいたり、直射日光を浴び続けることでおこります。体温の調節ができず、激に体温が上昇します。

症状
あえぎながら呼吸をする、よだれを大量に出す、体温が上がり脈拍(みゃくはく)が速くなる、口の粘膜(ねんまく)が鮮(せん)紅色(こうしょく)になります。放っておくと、おう吐(と)、下痢(げり)、けいれんをおこし、ショック状態になります。

治療
すぐに応急処置が必要です。体を冷やし、体温を下げます。
日陰に移し、水をかけたり、水で濡らしたタオルで体を巻いたりします。落ち着いたら、すぐに動物病院に連れて行きましょう。
暑い日の散歩や運動は避けるようにします。

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