2022/01/01
コラム フレンチ・ブルストーリー
映画で活躍するフレンチ・ブル
個性豊かで、存在感のあるフレンチ・ブルを、ハリウッド映画でも発見することができます。
ハリウッドの新世代スターと言われているアシュトン・カッチャー(カルバン・クラインのモデルとしてデビュー)と、ブリタニー・マーフィーが共演した『ジャスト・マリッジ』には、「バックス」という名前のフレンチ・ブルが登場します。
ボールを追いかけて窓から落下!
役柄は、ブリタニー扮する主人公サラの飼い犬。サラはお金持ちの超お嬢さま。アシュトン扮するトムとの出会いのシーンは、サラがバックスを海岸で散歩させているところです。
ある日、トムが蹴(け)ったボールが窓から外に出てしまいます。ボール大好きなバックスは、そのボールを追い、窓から外に突進。あえなく死んでしまうのですが、それがきっかけでふたりは結婚することに。ひたすらボールを追うバックスは、まさにフレンチの天真爛漫(てんしんらんまん)さがあらわれています。
売れっ子ドッグ・スターはCMにもひっぱりだこ
もうひとつは『女神が家にやってきた』。スティーブ・マーチン扮する会計士のピーターは、資産家の老女アーネス夫人に取り入ろうと必死です。アーネス夫人は、「ウイリアム・フェークスピア」という名前のフレンチ・ブルをいつも連れています。ピーターはレストランで「犬お断り」というウエイターにチップをにぎらせ、ウイリアムのために、席を用意させます。
このウイリアムを演じているフレンチ・ブル、実はテレビCMにも出演しています。名前はライナス。CMは避妊(ひにん)を促進(そくしん)する。公共広告です。愛嬌(あいきょう)のある存在感で、人気を博しています。ところで、二頭とも飼い主はお金持ちという設定。都会的なお金持ちには、フレンチ・ブルが似合うのでしょう。