2022/01/16
コラム やってみよう「フセ」のしつけ
「フセ」は服従をあらわす姿勢
前後の足を折り、おなかを地面につけるポーズが「フセ」です。犬が相手に対して低い姿勢をとるのは、その相手を信頼して服従しているから。生後四、五ヵ月の自我の芽生(めば)えるころから、「スワレ」や「フセ」のしつけを始めると、愛犬は自然と飼い主への服従心を学びます。
愛犬がきちんとおなかを地面につけ、そのまま静止するポーズを教えることが練習のポイントです。「フセ」は飼い主にしたがい指示を待っている姿勢で、マスターすると長時間待ったり、休んだりできるようになります。散歩の途中で友人に会って立ち話をするとき、犬といっしょに入れるカフェでお茶を飲むときなどに「フセ」の姿勢をとらせると、落ち着いた時間が過ごせます。