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COLUMN

失敗しないしつけ方法

共同生活をする際、気になるのは食事やトイレなどの躾けの問題です。
食事やトイレ環境は家庭により異なる物ですが一例として紹介します。

健康管理は家族の責任。しっかりした管理は食事から

食事は決まった時間・場所で与えます。そうすることで習慣化と学習効果が高まります。
食事時間を決め犬が食べない場合、すぐに食事を片付けてしまいましょう。
かわいそうだとは思いますが、リーダーの立場を認識させるためや、いつでもくれるという存在にならないことが大切です。

また、犬が食べているとき、人が寄ってきただけで威嚇する犬がいますが、そうならないように食事中、食器などに触ったり、器をいじったりそばで様子を見るようにしましょう。
慣れてくると人を気にせずに食べるようになります。

食事は出来るだけ安全な物を適量あげましょう。
最近は多種多様のフードがありますが、栄養が肩よりすぎる傾向もあるのでバランスには気をつけましょう。
特に成長過程にある子犬に対しての栄養バランスは大切です。
ただし、タマネギ類やささみ、赤身などは与えないようにしましょう。
良質なタンパク質で、子犬もよく食べますが、リンとカルシウムのバランスが崩れてしまう事がありますので注意してください。

最初が肝心、ルールを守った正しいトイレ

まずはトイレの場所を決めます。出来るだけ人気のない場所にが良いでしょう。

まず目が覚めたときに必ずいっしょにトイレの場所を探して連れて行ってあげます。
他にも食後は30分から1時間くらいは排便や排尿をもよおしますから、行動をみながらトイレにに連れて行ってあげてください。
1~2時間位を目処にトイレに連れて行き飼い主の前でトイレをしたら必ず褒めてあげ、なにもしなかったらそのまま戻します。それが習慣になっていくのです。
自分の意識でトイレに行こうとするようになればOKです。

以前、「失敗したらそこに鼻をこすりつけてその場所を叩く」というような躾をしていると聞いた事がありますが無意味なだけでなく逆効果です。
叱るのなら失敗した直後に短い言葉をハッキリした口調で叱ります。

ポイントとして、失敗した場所のにおいは完全に消してください。
においが残っていると、さらに臭いを付けようとおしっこをしてしまう事があります。

トイレをしているときに飼い主が来ると隠れたり、飼い主から隠れてそそうをするようになることがあります。
現行犯の時はひと言「いけない」と声をかけ、トイレに連れて行ってください。

その他、共同生活をする上での大切な躾け方法をいくつか紹介します。
躾けとはお互い仲良く暮らせるようにマナーを教え、様々な物事に慣らしていく事を言います。

アメとムチ、ご褒美と叱り

フレンチ・ブルドッグは非常にデリケートで繊細です。
もし失敗してしかる時は、失敗してから3秒以内に短い言葉で声をかけましょう。
その際名前を一緒に呼ぶと自分の名前が嫌いになるのでやめましょう。
失敗を何分もしてから叱っても無意味ですし、飼い主に「いやな目に遭わされた」としか思いませんから反省もしないし、学習もしません。

逆に犬と飼い主の心の絆を壊して、顔を合わせると逃げていくような犬になることもあります。

犬は自分にとって楽しいことは喜んでする動物です。よいことができたら、必ずすぐ思い切りほめてあげましょう。

目と目で通じ合う、アイコンタクトは大事です

アイコンタクトはリーダーシップがとれているかどうかの重要なポイントです。
最初は名前を呼んでこちらを向かせることから始めます。
その際に必ず良い事をしてあげましょう。
何もないのに呼んだり、叱ったりすると名前を呼ばれても無視するようになります。

フード等を使い名前を呼びこちらの目をじっと見る事が出来たらご褒美をあげる。
その行動を繰り返しを行い呼ばれるといいことがあると覚えさせてください。
飼い主さんの目をよく見上げる犬は飼い主さんをリーダーとして認めている証拠です。

無駄吠えをさせないために

食事や散歩をしたがっている場合や、運動不足、愛情が足りないことでのストレスなどが例にあげられます。
できるだけ愛犬の要求に応えてあげたり、スキンシップをとり、かわいがってあげましょう。

ただし、吠えたから散歩に連れて行ったり、食事を与えるのでは逆効果です。
吠えれば何でもしてくれると勘違いします。それではリーダーとして失格です。
そのためにも規則正しい習慣を身につけさせ、出来るだけ犬のストレスを発散させてあげましょう。

おすわり・ふせ・まて・おいでは基本です

子犬の頃は完全にマスターする事は難しいですが、出来る事から少しずつ覚えさせましょう。
決して強制してはいけません。フレンチ・ブルドッグはちょっとだけ頑固な一面もありますので無理強いは禁物です。
その代わり成功した時にはオーバーなくらい褒めてあげましょう。
おすわりも無理矢理押さえつけるのではなく、自然と腰が下がる状態をつくりその時に「おすわり」と声をかけます。
上手にできたら褒めてあげご褒美をあげましょう。

「ふせ」、「まて」、「おいで」も基本的に同じですが、躾の際の号令は家族の中できちんと決めておきましょう。
「おすわり」、「すわって」、「すわれ」といくつもの号令があると犬が戸惑ってしまう事があります。

躾の際に重要なのは「主導権は必ず飼い主が持つ」と言う事です。
群れの中での順位をいつも考えている犬は、リーダーの存在をすぐに認識するものです。
「鳴いたからかまってあげる」、「吠えたらごはんをあげる」などしていてはどちらがリーダーか分かりません。
ご褒美をもらえるときは、望んだからもらえるのではなく、リーダーに従ったからもらえるという様に覚えさせましょう。

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