COLUMN
これから犬を飼おうと思う皆さま、まず考えることは何でしょうか。
これから10年以上パートナーとなる愛犬を選ぶのに大切なこと。犬種はもちろんのこと、第一に「健康」ではないでしょうか。
犬の健康状態などは、見た目ではなかなか判断しづらく、見分けるのは至難だと思います。
では、その判断基準とはどういうものなのか。
見た目の状態で「元気がある」「食欲がある」などのことはもちろんですが、それ以前に信用できるブリーダーを選べるかがポイントだと思います。
では、ある程度ブリーダーが絞れてきたところで、子犬自体を見てみたいですよね。
それではチェックポイントとなるところをいくらか上げてみましょう。
まずは基本で述べました「元気な犬」を選びましょう。
病気の犬はやっぱり元気が無くあまり動かないですよね。
毛につやがある。病気になると、体を動かさないので臭くなり、汚れが目立ち、ふけがたまっている。
皮膚の状態も見てみましょう。湿疹などはでていませんか。
目というものは、子犬の体調によく反映されるものです。
たとえば、眼球が白く濁っていないか、結膜が充血していたり貧血していたりしないか、両眼の瞳孔は対象か、眼球に傷はないか、など。
黄色い膿状の目ヤニや乳白色の目ヤニがでていたら病気である可能性が高いので気を付けましょう。
健康な犬は、まぶたの裏側はきれいなピンク色になり、眼球は生き生きと澄んでみえます。
病気の犬の口は、粘膜が白っぽくなっていたり、口内炎があったり、黄疸が出ていたりします。
歯石が溜まり歯周炎が併発し、口臭が臭くなっている場合もあります。
便の異常は寄生虫症など消化器系の病気の主症状なので、よく注意する必要があります。
健康な犬の便は、食事などである程度は変わりますが、硬くもなくやわらかくもなく、紙でつまめる程度であればと思います。
ただれていたり、肛門を地面などにこすりつけていたりした場合は病気の可能性があります。
犬種によっていろいろ特徴もありますが、足の角度がおかしかったり、不自然な歩き方をする犬はやはり異常です。
健康な犬は、やっぱりバランスがよいですね。