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ブリーダーの選び方

まず犬を家族として迎えるとき、方法はいろいろあると思います。一般的には「ブリーダーから」「ペットショップから」etc…。
それでは、いろいろある中から、どこからが一番ベストなのかと考えたら、やはり「ブリーダー」からではないしょうか。
ひとくちに「ブリーダー」といっても、いろいろなブリーダーがいます。いまはインターネットという便利なツールがありますので、Web上でブリーダーを捜すことなどは簡単です。しかし、Webページからどういうブリーダーなのかを判断することは難しいですね。では、ブリーダーを選ぶ時のおおまかなポイントを挙げてみたいと思います。

犬 種

まずは特定の犬種のみ、または多くとも3~4種類の犬種のみを扱っているブリーダーがよろしいかと思います。犬種によって、性格も違いますし、遺伝的疾患も違います。
専門犬種に特定されるブリーダーは、その犬種に良さに惚れてしまって繁殖しているのではないかと思います。始まりはどうであれ、専門の犬種を扱うにはそれなりの知識や、ポリシーがなければいけないと思うのです。特に遺伝疾患の問題等や、掛けあわせによる不都合、犬種の向上を目的にしていないブリーディングはあるべきではないとも思いますし、改良していくべき点を把握しそれに向かって試行錯誤しながら行い知識も経験も豊富なブリーダーが専門ブリーダーといわれるブリーダーではないかと思います。

親(母犬)

母犬(できれば父犬も)に会わせてくれるブリーダーを選びましょう。
子犬たちの性格などは、そのほとんどを母犬から受け継ぐと言われています。
会ったときに、神経質に隠れるような母犬ではなく、人懐っこい犬ならば安心でしょう。のちのち成長した姿も、ある程度はわかりますから。

生まれ育った場所(犬舎など)

家庭犬として迎えるなら、子犬の育てられている環境を見るのが一番良くわかると思います。
自分が子犬と生活していく上で、これからのことを考え、どんな環境が普通だと思えるのか、そこがポイントであると考えます。
また子犬がどういうふうに扱われているかを見るのも大切だと思います。
犬のいる場所のにおいや飼育環境、そして、一緒にいる親犬、成犬たちのブリーダーに対する反応や、管理されている状況なども見ておくといいと思います。
そして、この人なら信頼できると思った人から子犬を購入することが一番なのではないでしょうか。
正統な間違いのない血統証を発行し、常識的に考えて無謀な繁殖と思われないところから選ぶのが良いブリーダーの選び方だと思います。
明るく健康で穏やかな子犬たち。そんな子犬たちなら、難しいしつけなどは必要ないですね。
最終的には、あなた自身が納得できる人だと判断できましたら、そこから購入するのが一番ベストだと思います。ブリーダー選びをしっかりすれば、素晴らしく、可愛いパートナーとめぐり合えることと思います。

子犬の選び方

これから犬を飼おうと思う皆さま、まず考えることは何でしょうか。
これから10年以上パートナーとなる愛犬を選ぶのに大切なこと。犬種はもちろんのこと、第一に「健康」ではないでしょうか。

犬の健康状態などは、見た目ではなかなか判断しづらく、見分けるのは至難だと思います。
では、その判断基準とはどういうものなのか。見た目の状態で「元気がある」「食欲がある」などのことはもちろんですが、それ以前に信用できるブリーダーを選べるかがポイントだと思います。
では、ある程度ブリーダーが絞れてきたところで、子犬自体を見てみたいですよね。それではチェックポイントとなるところをいくらか上げてみましょう。

チェックポイント

★見た目

まずは基本で述べました「元気な犬」を選びましょう。病気の犬はやっぱり元気が無くあまり動かないですよね。

★被毛

毛につやがある。病気になると、体を動かさないので臭くなり、汚れが目立ち、ふけがたまっている。皮膚の状態も見てみましょう。湿疹などはでていませんか。

★目

目というものは、子犬の体調によく反映されるものです。たとえば、眼球が白く濁っていないか、結膜が充血していたり貧血していたりしないか、両眼の瞳孔は対象か、眼球に傷はないか、など。黄色い膿状の目ヤニや乳白色の目ヤニがでていたら病気である可能性が高いので気を付けましょう。
健康な犬は、まぶたの裏側はきれいなピンク色になり、眼球は生き生きと澄んでみえます。

★口

病気の犬の口は、粘膜が白っぽくなっていたり、口内炎があったり、黄疸が出ていたりします。歯石が溜まり歯周炎が併発し、口臭が臭くなっている場合もあります。

★便

便の異常は寄生虫症など消化器系の病気の主症状なので、よく注意する必要があります。健康な犬の便は、食事などである程度は変わりますが、硬くもなくやわらかくもなく、紙でつまめる程度であればと思います。

★肛門

ただれていたり、肛門を地面などにこすりつけていたりした場合は病気の可能性があります。

★骨格

犬種によっていろいろ特徴もありますが、足の角度がおかしかったり、不自然な歩き方をする犬はやはり異常です。健康な犬は、やっぱりバランスがよいですね。

知っておきたい病気

大切な家族の一員だからこそ気になるのは病気です。フレンチ・ブルドッグがかかりやすい病気や先天的な体質でかかりやすい病気の一例を紹介します。

皮膚の病気

基本的にフレンチ・ブルドッグは、皮膚などが弱い体質の犬種です。皮膚の病気といっても原因は様々です。細菌感染、カビ、寄生虫、アレルギー、内分泌疾患、ストレスなど多種多様のため出来る限りの予防はしてあげたいものです。

★アレルギー性皮膚炎

食事やノミ、アトピー、他犬との接触などが原因で起こるアレルギー症状で激しく痒がります。原因によって治療方法は変わりますのでまずは獣医さんに相談しましょう。

★アトピー性皮膚炎

塵埃等を吸引する際に家のダニ等を一緒に吸引することなどが原因で起こりります。季節により発症する場合が多く激しく痒がります。

★食餌アレルギー

食事等が原因で起こるアレルギー性皮膚炎です。顔面などが腫れることが多いのですがアレルギーのない食事にすると治る傾向にあります。ただし、どの食材に対してのアレルギーなのかを見極める事がむずかしい病気です。

★湿性皮膚炎

アレルギー体質だと新たにかかりやすい皮膚病です。円~卵円形の脱毛等の症状が現れ、激しく痒がります。

★甲状腺機能低下症

年齢を重ねると発生しやすい病気ですが、フレンチ・ブルドックには多いと言われています。皮膚病等が治りにくくなり、脱毛したり毛艶がなくなります。

呼吸器の病気

フレンチ・ブルドッグなどの短頭種は、鼻の造りが他の犬種より狭くなっている為、鼻だけで息をせず口を開けて呼吸します。鼻の穴が狭すぎてうまく呼吸できない状態の場合は手術をし、呼吸を楽にしてあげる処置が必要になる場合があります。

★鼻腔狭窄

鼻の穴が先天的に狭いため、空気をたくさん吸えないため興奮状態が続いたり激しい運動をすると呼吸困難を起こす病気です。

★気管虚脱

何らかの原因で気管がつぶれた状態になり、呼吸困難を起こす病気です。

★軟口蓋伸長症

高齢犬に多く軟口蓋のヒダが長くなり、「いびき」がひどくなってきます。呼吸するたびに「ぜいぜい」するようになり、重症となると切除手術が必要です。

★気管支形成不全

先天性の病気で、気管支の発達が悪くなり咳をしたりする症状が続きます。症状が悪化すると呼吸困難を起こす事があります。

眼の病気

一緒に過ごす楽しい時間、素敵な風景など大事な家族に見せてあげる為、気をつけてあげたいですね。

★角膜潰瘍

角膜とは眼の表層の事で、フレンチ・ブルドッグは比較的眼が突出しているために傷つきやすく、頻繁に涙が出たり、眼が白く濁ったりします。

★慢性角膜炎

角膜が慢性的に刺激を受けて炎症を起こします。痛くて瞬きをし気付かずに放っておくと、目を擦ってしまい炎症をさらに悪化させる事があります。

★老齢性白内障

人間と同じように加齢により水晶体が濁ります。だんだんと眼が見えにくくなっていきます。

歯の病気

大切な家族だから、美味しい物を食べてもらいたい。噛む事は基本ですから歯のケアはとても大事ですね。

★歯石・歯垢の蓄積

歯が変色し、症状が進行すると悪臭を生じます。細菌感染を起こす事がありその毒素を飲み込むことにより、悪影響を与えます。

★乳歯遺残

歯の入れ代わるときに乳歯が残こると歯並びが悪くなります。歯石や歯肉炎の原因となるため早めに治療する必要があります。

★不正咬合

ほとんどは先天的な問題です。これらの問題を持つ場合には繁殖には適しません。

★歯肉炎

人間と同じに歯石、歯垢の蓄積が原因起こり、歯と歯肉の間に炎症を起こします。

頭部の病気

★水頭症

先天的な場合と後天的な場合があります。頭に水が溜まってしまい、元気がなくなって疲れやすくなり、ひどくなると歩くときにふらつく、痙攣やてんかんなどの様々な症状がでます。頭に丸い腫れが見られ、頭がい骨が完全に閉じていないので、頭頂部を触ってみると隙間が開いているのが分かります。

骨・筋肉の病気

★膝蓋骨の脱臼

膝蓋骨とは一般に言われる“ヒザのお皿”で、足を伸び縮みさせる太股の筋肉の膝の部分の靱帯にあります。この膝蓋骨が大腿骨の溝より内方、あるいは外方にはずれた状態を言います。先天性と後天性に分けられ、ひどくなると慢性的に痛み、跛行を呈します。

★椎間板変性

腰の神経の圧迫により、運動失調が生じます。脊髄圧迫の程度が重症度に影響を与えます。

★変形性脊椎症

脊椎そのものの変形により脊髄を圧迫し運動障害などがおこります。老犬に多く認められ進行ともに激しい痛みや神経の麻痺が見られます。老齢期の場合、悪化すると寝たきりになってしまうこともあります。

泌尿器の病気

★尿石症

泌尿器に結石ができる病気を総称して「尿石症」といいます。血尿、尿が出にくい、嘔吐、疼痛などの症状が現れ、ひどくなると尿閉をおこし、尿毒症になります。いつも明らかな症状が表れるわけではないので、「どことなく元気がない」とか「水を飲む量が増えてきた」という症状が見られたら注意してあげて下さい。

★膀胱結石

膀胱に数個の結石ができる場合と大きな結石が一つの場合があります。症状は尿の回数が多くなる、尿が出にくくなる、踏ん張って尿をしようとする、血尿など様々です。尿が出なくなるので、膀胱が大きくなりお腹が膨れます。

★腎臓結石

腎臓に数個の小さい結石ができることがあり。腎盂腎炎を併発しない限り症状はなく血尿が見られる。

内分泌の病気

★糖尿病

フレンチ・ブルドッグは遺伝的に糖尿病になりやすい。初期症状は水をよく飲み、頻尿が起こる。進行と共に痩せはじめ嘔吐などを繰り返し衰弱してしまいます。

腫瘍性の病気

★腺癌

フレンチ・ブルドッグは腺癌の素因をもち、泌尿器系の腺癌が多いことで知られています。

★乳腺腫瘍

乳腺腫瘍は、犬がとても発症しやすい病気で、女の子にできる腫瘍の半数が乳腺腫瘍だといわれています。2.5才以下に避妊すれば、乳腺腫瘍の発生率が低くなります。

★肥満細胞腫

肥満細胞腫は、肥満とは関係がなく、体に異物が侵入すると、ヒスタミンなどの物質を出して免疫力を高める細胞という細胞が腫瘍化する病気です。特に体幹、会陰、四肢、頭、首にできやすく、ほとんどが悪性腫瘍で、転移すれば命に関わる可能性が高く危険な病気です。治療は外科手術で大きく摘出するのが重要です。

その他の病気

★口蓋裂

先天性の形態異常で、上顎に亀裂があり、口腔と鼻腔が通じた状態で、呼吸や吸引運動に支障をきたすものです。症状としては見ただけでわかり、若ければ若いほど治りが早いといわれています。生後3ヶ月頃に肺疾患が認められなければ、外科手術を行います。

★口唇裂

硬口蓋~軟口蓋が正中で癒合していない状態で口蓋骨も正中で左右に分離している事が多く切歯骨と硬口蓋が分離している事もある。

★腎不全

年を取る程病気が発症しやすく、老犬が亡くなる死亡要因の1つと言われています。この腎臓疾患は、症状が出ないのが特徴的で、症状が出始めた頃には、腎臓の損傷が激しい状態であり早期発見する事がとても大事です。

★扁桃腺の肥大

扁桃腺が腫れて、呼吸をしづらくさせます。発熱や元気がなくなって食欲が低下します。呼吸回数と関係があります。

これらの他にも喉頭麻痺、表在性角膜炎、血友病B、皮膚糸状菌症、マラセチア感染症、肥大性心筋症、拡張性心筋症、肺動脈狭窄症、僧帽弁閉鎖不全、三尖弁閉鎖不全、難聴、半椎体症、クッシング症候群、口腔内腫瘍、アポクリン腺の潰瘍、脳腫瘍、免疫機能低下症etc.まだまだ沢山の病気があります。大事な家族の健康には十分お気をつけてあげて下さい。もし体調が変だなと感じたら早めに信頼できる獣医さんに相談してみましょう。

子犬の飼い方

がっちりとした体格にちょっとコワイ顔、一見強そうなイメージのあるフレンチ・ブルドッグですが素直で愛想の良くそれでいてとても賢い。理解力に優れまるで人の会話を理解してくれていると感じる事が多い犬種です。子犬の頃からしっかりと理解させないと信頼関係を上手く築けないことがあります。

家に来る前に新しい家族の為に準備をしましょう

しっかりとした躾の為にルールは大切です。出来ればその子専用のサークル、食器、給水器、ブラシ、タオル、トイレ用品を用意します。その他爪切りや遊び道具等も準備しておければ良いかと思います。それらが自分のための物であるという事を出来るだけ理解させるために専用の物を用意する事がベストです。

家族の一員として家に迎え入れたら

初めて我が家に来た当日は、不安もあるし疲れているのでゆっくりと休ませてあげましょう。サークルや食器、トイレ用品等を決まった位置におき自分の居場所を決めてあげて下さい。生後間もない子犬は遊びたがりますが、環境になれていないと遊びすぎて疲れてしまいます。なるべくは時間を決めて遊んであげる事をおすすめします。

飼い主がリーダーシップを

本来犬は群れを作って生活する動物で、家族を一つの群れと認識して暮らしていると言われています。家庭の中での生活では、人がリーダーになり、力ずくで言うことをきかせるのではなく、犬が喜んで人に従うようにしなければなりません。自分が偉いと勘違いをしないように、普段から「ごはんは最後にする、散歩は人間がリードする、犬の目線の方を高くさせない」などに気をつける必要があります。何かを与えるときにはまず必ず飼い主が命令をし、それに従った時にご褒美として与える事にすると良いでしょう。

社会生活へ順応するために

犬の性格は6ヶ月まででほぼ決まると言われます。生後1ヶ月から2ヶ月は好奇心が最も強い時期で3ヶ月頃に外敵に出会いはじめで恐怖心を覚える時期といわれています。ですから他の犬や動物、乗り物に馴れさせるには生後2ヶ月までを目安にいろんな経験をさせる事がいいと言われています。躾は家族として我が家に迎え入れたその日から始まっています。基本は良い行動をしたら褒めて褒美を与え、悪い行動に対しては厳しくは叱らず褒美を与えないということです。家族の一員として良い関係を築くことはお互いに幸せに暮らす基本です。

無駄吠えをさせないために

食事や散歩をしたがっている場合や、運動不足、愛情が足りないことでのストレスなどが例にあげられます。できるだけ愛犬の要求に応えてあげたり、スキンシップをとり、かわいがってあげましょう。ただし、吠えたから散歩に連れて行ったり、食事を与えるのでは逆効果です。吠えれば何でもしてくれると勘違いします。それではリーダーとして失格です。そのためにも規則正しい習慣を身につけさせ、出来るだけ犬のストレスを発散させてあげましょう。

甘噛みでもダメ、中途半端は勘違いのもと

歯がわり時(乳歯から永久歯に生えかわる)は歯がかゆくいろいろな物をかじります。子犬は人の手をよく咬んだりしますが咬んだときは、大きな声で「痛い」などと叫んでみてください。何度も繰り返すうちに、子犬は咬むのをやめるようになります。甘やかしていると子犬は飼い主が喜んでいると勘違いします。ガムや布製おもちゃなどを遊びに使っい噛癖をつけないようにしましょう。成犬の場合は、子犬とは違い、攻撃の手段などで咬んだりします。原因は運動不足や愛情不足、防衛本能などです。

失敗しないしつけ方法

共同生活をする際、気になるのは食事やトイレなどの躾けの問題です。食事やトイレ環境は家庭により異なる物ですが一例として紹介します。

健康管理は家族の責任。しっかりした管理は食事から

食事は決まった時間・場所で与えます。そうすることで習慣化と学習効果が高まります。食事時間を決め犬が食べない場合、すぐに食事を片付けてしまいましょう。かわいそうだとは思いますが、リーダーの立場を認識させるためや、いつでもくれるという存在にならないことが大切です。
また、犬が食べているとき、人が寄ってきただけで威嚇する犬がいますが、そうならないように食事中、食器などに触ったり、器をいじったりそばで様子を見るようにしましょう。慣れてくると人を気にせずに食べるようになります。
食事は出来るだけ安全な物を適量あげましょう。最近は多種多様のフードがありますが、栄養が肩よりすぎる傾向もあるのでバランスには気をつけましょう。特に成長過程にある子犬に対しての栄養バランスは大切です。ただし、タマネギ類やささみ、赤身などは与えないようにしましょう。良質なタンパク質で、子犬もよく食べますが、リンとカルシウムのバランスが崩れてしまう事がありますので注意してください。

最初が肝心、ルールを守った正しいトイレ

まずはトイレの場所を決めます。出来るだけ人気のない場所にが良いでしょう。まず目が覚めたときに必ずいっしょにトイレの場所を探して連れて行ってあげます。他にも食後は30分から1時間くらいは排便や排尿をもよおしますから、行動をみながらトイレにに連れて行ってあげてください。1~2時間位を目処にトイレに連れて行き飼い主の前でトイレをしたら必ず褒めてあげ、なにもしなかったらそのまま戻します。それが習慣になっていくのです。自分の意識でトイレに行こうとするようになればOKです。以前、「失敗したらそこに鼻をこすりつけてその場所を叩く」というような躾をしていると聞いた事がありますが無意味なだけでなく逆効果です。叱るのなら失敗した直後に短い言葉をハッキリした口調で叱ります。ポイントとして、失敗した場所のにおいは完全に消して下さい。においが残っていると、さらに臭いを付けようとおしっこをしてしまう事があります。
 トイレをしているときに飼い主が来ると隠れたり、飼い主から隠れてそそうをするようになることがあります。現行犯の時はひと言「いけない」と声をかけ、トイレに連れて行ってください。
 その他、共同生活をする上での大切な躾け方法をいくつか紹介します。躾けとはお互い仲良く暮らせるようにマナーを教え、様々な物事に慣らしていく事を言います。

アメとムチ、ご褒美と叱り

フレンチ・ブルドッグは非常にデリケートで繊細です。もし失敗してしかる時は、失敗してから3秒以内に短い言葉で声をかけましょう。その際名前を一緒に呼ぶと自分の名前が嫌いになるのでやめましょう。失敗を何分もしてから叱っても無意味ですし、飼い主に「いやな目に遭わされた」としか思いませんから反省もしないし、学習もしません。逆に犬と飼い主の心の絆を壊して、顔を合わせると逃げていくような犬になることもあります。犬は自分にとって楽しいことは喜んでする動物です。よいことができたら、必ずすぐ思い切りほめてあげましょう。

目と目で通じ合う、アイコンタクトは大事です

アイコンタクトはリーダーシップがとれているかどうかの重要なポイントです。最初は名前を呼んでこちらを向かせることから始めます。その際に必ず良い事をしてあげましょう。何もないのに呼んだり、叱ったりすると名前を呼ばれても無視するようになります。フード等を使い名前を呼びこちらの目をじっと見る事が出来たらご褒美をあげる。その行動を繰り返しを行い呼ばれるといいことがあると覚えさせて下さい。飼い主さんの目をよく見上げる犬は飼い主さんをリーダーとして認めている証拠です。

おすわり・ふせ・まて・おいでは基本です

子犬の頃は完全にマスターする事は難しいですが、出来る事から少しずつ覚えさせましょう。決して強制してはいけません。フレンチ・ブルドッグはちょっとだけ頑固な一面もありますので無理強いは禁物です。その代わり成功した時にはオーバーなくらい褒めてあげましょう。おすわりも無理矢理押さえつけるのではなく、自然と腰が下がる状態をつくりその時に「おすわり」と声をかけます。上手にできたら褒めてあげご褒美をあげましょう。「ふせ」、「まて」、「おいで」も基本的に同じですが、躾の際の号令は家族の中できちんと決めておきましょう。「おすわり」、「すわって」、「すわれ」といくつもの号令があると犬が戸惑ってしまう事があります。

躾の際に重要なのは「主導権は必ず飼い主が持つ」と言う事です。群れの中での順位をいつも考えている犬は、リーダーの存在をすぐに認識するものです。「鳴いたからかまってあげる」、「吠えたらごはんをあげる」などしていてはどちらがリーダーか分かりません。ご褒美をもらえるときは、望んだからもらえるのではなく、リーダーに従ったからもらえるという様に覚えさせましょう。

フレンチブルドッグとは

フレンチブルドッグは18世紀イギリスの織物職人がフランスに渡った時、一緒に連れて行ったブルドッグが元と言われております。
日本には大正時代に紹介され、昭和初期には数多く飼育されはじめました。
ブル・バイティング場で闘って英雄となったブルドッグの祖先犬たちのさまざまな特色を受け継いでいて、低く重心を落とした体型、幅の広い胴体、大きな骨、 発達した筋肉、大きく四角い頭部などがその特徴です。頭から肩にかけた辺りの、しわがあってちょっとたるんだ柔らかな皮膚も特徴的です。
耳はブルドッグと違い、ピンと立ったコウモリ耳をしています。
いつも勇敢で用心深く、好奇心旺盛、振る舞いは少々気まぐれで、自由な感じを与えます。

飼育管理

食欲旺盛なので、食事の管理と運動が必要です。散歩は長時間の必要は有りませんが、適度に運動しましょう。
暑さには弱いので、あまり運動をさせすぎたり、はしゃぎさせ過ぎると酸欠になってしまうので注意しましょう。
 ※対策として首の周りに保冷剤を付けると体温が下がります。
被毛は、最小限のケアをしていれば大丈夫ですが、顔のしわの間は、常にきれいに拭いてあげるようにしましょう。

性格

性格は陽気で非常に利口だが、ブルドッグの頑固な一面も持ち合わせています。
基本的には人懐っこく甘えん坊です。
遊んだり、家族を喜ばせたりするのが大好きで、飼い主に抱かれたり、寄り添ってうたた寝したりすることに幸せを感じます。

毛色について

★タイガー・ブリンドル

最も一般的な毛色。黒地に褐色の差し毛が入る。胸部が白い場合もある。

★ブラック・ブリンドル

ほとんど黒の単色。わずかに褐色の差し毛が入る。

★クリーム

淡い色の単色。

★フォーン

やや褐色で、顔が黒くなる。

★パイド

白地に黒の斑点が入る。斑点は左右対称で大きい方が望ましい。

★ハニー・パイド

白地に褐色の斑点が入る。

交配について

交配お問い合わせ

メス犬の発情が始まりましたら、すぐにご連絡をください。
オス犬の交配予約が入っていることや、自家繁殖の交配を予定している場合もあります。
その場合、交配が出来ないこともあり、お断りさせていただくこともありますので、
ご了承ください。
当犬舎では、数頭のオス犬がおりますが、お客様のお好みもありますし、交配の組み合わせなどもありますので、ご検討の上、ご連絡ください。

交配日は、発情開始日を1日目とし10日~14日目の間に2回の交配をすることが、
受胎率が高いと言われております。(時には3回することも)

排卵をしてから24時間以内ないし48時間以内に交配をすることが大事です。

動物病院でスメア検査をしていただくのも良いと思います。

当犬舎では、人工交配にて交配を行っております。
感染症などの予防のためにも人工交配にて行っております。
自然交配と変わらぬ受胎率ですので、人工交配でも差はありません。

人工交配では、カテーテルをメス犬に挿入するだけですので、恐い思いもしませんし、
痛みを感じること、ストレスがかかることもありません。

交配受付の流れ

ご連絡をいただき種オスの空き状況や交配日などをご相談させていただきます。
     ↓
交配日が決まりましたら、数日前にはシャンプーしておきます。
     ↓
交配料のご入金をお願いいたします。
     ↓
交配をします。話し合いにより2回あるいは3回。
     ↓
着床準備の為、メス犬を安静にさせます。
     ↓
交配後40日にエコーにて妊娠の有無を確認してください。
動物病院の診断書を提出してください。
受胎した場合に、 交配証明証を発行いたします。
     ↓
妊娠を確認出来た時には、出産に向けてメス犬に栄養の高いものを
与えたり、安産になるように運動させたりいろいろと行います。
     ↓
交配日からおよそ60日目が出産日の目安になります。
レントゲンで頭数の確認や大きさの確認などしておくと良いと思います。

簡単ではありますが、交配の流れをご紹介させていただきました。
出産前・出産後のアフターフォローもしっかりとさせていただきます。
ご相談ください。

交配内容

☆ お預かり3回交配、80,000円
☆ 上記交配料には、6泊7日までの預かり料込み
☆ 日帰り2回交配の場合、60,000円(再交配なし)
☆ 再交配時は、20,000円で行います。            
☆ 延長1泊につき、2,000円
☆ 3回の交配希望の場合、プラス10,000円
☆ 空輸の場合は、ご相談ください。

種オス君たちは、愛犬紹介にてご覧になれます。

フレンチブルドッグの出産・育児はとても手間もかかり、時間もかかり簡単に育つものではございません。
安易な気持ちで交配をすることだけは、お止めください。